Introduction

これぞ”亜細亜版インディ・ジョーンズ”!!

『レッドクリフ』で世界を熱狂させたスタッフ陣と、世界最高のカンフースターたちが集結。少林寺と並ぶ武術発祥の地・武当山の全面協力の下、壮大なスケールで描かれる一大スペクタクル冒険活劇、ついに日本上陸!

香港が世界に誇る三大武打星 夢の競演がついに実現!

主演に、ジェット・リーの最高傑作と名高い『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズで、リー降板後の主演を託された正真正銘のカンフースター、チウ・マンチェク。『イップ・マン』のドニー・イェンと並び、中華圏最高の武打星との呼び声が高い。
脇を固めるのは、『イップ・マン』シリーズでドニー・イェン演じる葉問のライバルを演じ、『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』では敵役としてジェット・リーと死闘を繰り広げるなど、香港アクション大作には欠かせない本格派、ルイス・ファン。
そして初主演の『イップ・マン 誕生』でブルース・リーの師・葉問の若き日を演じ香港アカデミー賞で優秀新人賞を受賞、一躍注目を浴び、そのイケメンぶりで女性ファン急増中のデニス・トー。いまやドニー・イェンに次ぐ武打星とうたわれている。
チウ・マンチェク ルイス・ファン デニス・トー
ヤン・ミー シュー・チャオ

脇を彩る女性陣も超豪華!

チャン・ツィイー、ファンビンビンらに続く次世代中国女優トップ4に選出された美形派女優ヤン・ミー。
チャン・イーモウやチェン・カイコー監督を輩出した北京電影学院出身で、その実力も折り紙つきの中華圏トップ女優が本作で初のアクションに体当たりで挑んでいる。
また、チャウ・シンチー監督の『ミラクル7号』主演で話題を呼んだ天才子役シュー・チャオが美少女に成長。高い身体能力を活かしたアクションは勿論、本作ではルイス・ファンと淡い恋物語を演じている。

世界を熱狂させた 実力派スタッフ陣がここに再集結!

監督は『花都大戦 ツインズ・エフェクトⅡ』『恋するブラジャー大作戦』そして『レッド・クリフ』第2班監督のパトリック・レオン。
『レッド・クリフ』シリーズ脚本のチェン・ハンと再びタッグを組み、壮大な冒険活劇とカンフーアクションを見事に融合させた。
武術指導には『トランスポーター』でハリウッドを席巻し、『レッドクリフ』シリーズほか多数の世界的大ヒット作のアクション監督としてその名を轟かせたコーリー・ユン。
物語を彩る舞台美術・衣裳担当として映画『乱』でアカデミー賞を受賞した日本を代表するデザイナー、ワダ・エミが参加している。

STORY

その秘宝を手にした者は、世界を変えるか、生命を救うか。

時は1910年代、中華民国初期。
少林寺と並ぶ中国武術の本山・武当山では、500年に1度の「天下第一」を決める武術大会が開かれようとしていた。
考古学者で武術家の唐雲龍(チウ・マンチェク)とその娘・唐寧(シュー・チャオ)は、大会出場のためこの地を訪れていたが、雲龍の真の目的は、武当山の各所に隠されているという“7つの秘宝と神剣”を手に入れる事だった。
同じく出場者を装って神剣を狙う女性武術家・天心(ヤン・ミー)と雲龍は利害が一致し、協力して秘宝のありかを探るが、武当山の道長・白龍(デニス・トー)率いる道士たちに行く手を阻まれてしまう。その頃、唐寧は白龍の弟子・水合一(ルイス・ファン)と出逢い、互いに強く惹かれあうようになっていた。
一方、武術大会の裏では“7つの秘宝と神剣”の隠された力をめぐる、恐るべき計画が進行していた…。

Cast

チウ・マンチェク(趙文卓)

1972年4月10日生まれ、中国黒龍江省出身。ジェット・リー、ドニー・イェンらに続く、世界最高のカンフースターの一人と目されている。8歳から武術をはじめ、中国武術大会・剣術部門で2度優勝、18歳には北京体育大学に入学。2年生の時、香港から視察に来ていたコーリー・ユンに才能を見いだされアクション俳優となる。20歳で『レジェンド・オブ・フラッシュ・ファイター 格闘飛龍』(92)の敵役で映画デビュー、主演のジェット・リーと激しい一騎打ちを演じたことで一躍脚光を浴びた。その後、リーの出世作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ』シリーズの主演を引継ぎ、同作のTVシリーズにも主演。名実ともに「ジェット・リーの後継者」として、ツイ・ハーク監督と共に武侠映画ブームの末期を牽引した。また、主演作『ブレード/刀』(95)は世界的にも評価を受け、クェンティン・タランティーノ監督が「1992年以降のベスト20映画」にも選んでいる。近年はTVシリーズへの出演が中心だったものの、『マトリックス』のユェン・ウーピン監督、『グリーン・デスティニー』のビル・コン製作による大作カンフー映画『酔拳 レジェンド・オブ・カンフー』(10)への主演をきっかけに、再び活躍の場を広げ始めている。その他の出演作に日中合作『国姓爺合戦』(01)、チェン・カイコー監督の『運命の子』(10)がある。
チウ・マンチェク(趙文卓)

ルイス・ファン(樊少皇)

1973年6月19日生まれ、香港出身。ショウブラザースの俳優だった父の影響で3歳から武術をはじめ、同時に子役として映画デビュー。13歳で父親の故郷である中国・徐州に移り、3年間武術を学んだ。香港に戻ると、猿渡哲也の人気漫画の実写化『力王 RIKI-OH STORY OF RICKY』(92)で映画初主演。同作は過激な暴力描写から、カルト映画として世界的にも注目された。以降はTVシリーズでも活躍し、カンフー作品には欠かせない実力派アクションスターとしてコンスタントに出演を重ねる。その後『イップ・マン 序章』(08)で香港電影金像奨賞(香港アカデミー賞)・助演男優賞にノミネートされ、この作品をきっかけに人気が爆発。『ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝』(11)では主演のジェット・リーと死闘を演じ、名実ともに世界最高のカンフースターの仲間入りを果たした。その他の出演作に『イップ・マン 葉問』(10)、『イップ・マン 誕生』(10)、アンディ・ラウ主演『未来警察 Future X-cops』(10)など。
ルイス・ファン(樊少皇)

デニス・トー(杜宇航)

1981年1月1日生まれ、香港出身。6歳で武術を始め、詠春拳、洪家拳、太極拳などを体得。99年には香港史上最年少の18歳で世界武術選手権大会優勝。その後も2002年アジア競技大会銀メダル、2005年東アジア競技大会金メダルなど、輝かしい実績を誇る中国武術の達人である。『イップ・マン 序章』(08)で映画デビューし、続編『イップ・マン 葉問』(10)にも出演している。若き日のイップ・マンを描いた『イップ・マン 誕生』(10)で映画初主演を飾り、香港電影金像奨賞・優秀新人賞を受賞して注目を浴びた。以降も、ジャッキー・チェン製作・監督による歴史大作『1911』(11)や、サモ・ハン、ケイン・コスギらと共演した『燃えよ!マッハ拳』(11)など話題作に次々と出演、ドニー・イェンに次ぐ次世代カンフースターとして注目を集めている。その他の出演作に『孫文の義士団』(09)、『秋瑾 〜競雄女侠〜』(11)がある。最新作はバリー・ウォン監督によるコメディ『笑功震武林』(13、日本公開未定)。
デニス・トー(杜宇航)

ヤン・ミー(楊冪)

1986年9月12日生まれ、中国北京市出身。4歳から子役として活躍し、チャウ・シンチー主演のカンフーコメディ『キング・オブ・カンフー』(92)などに出演。15歳の時にはファッション誌「Ray」中国版でモデルデビューし、CM・雑誌広告などで活躍する。その後、チェン・カイコー、チャン・イーモウ監督らを輩出した大学・北京電影学院に入学し、在学中から本格的に女優としての活動を再開。金庸原作のTVドラマ『神雕侠侶』(06)や、宮廷ドラマ『宮鎖心玉/宮』(10)で大ブレイクした。2013年中国エンタメ誌において、チャン・ツィイー、シュー・ジンレイ、ジュウ・シュン、ヴィッキー・チャオらの次の世代にあたる「新・若手4大女優」に選出され、中華圏のトップ女優の一人として認められている。その他の出演作に『妖魔伝 レザレクション』(12)など。
ヤン・ミー(楊冪)

シュー・チャオ(徐嬌)

1997年8月5日生まれ、中国浙江省出身。2004年にTVドラマで子役としてデビューし、チャウ・シンチーの監督・出演作『ミラクル7号』(07)では約1万人のオーディション応募者から主演に大抜擢された。少女でありながら「息子」を演じた本作で高く評価され、シンチーの映画製作会社、スター・オーバーシーズと8年の独占契約を結ぶ。その後も『ムーラン』(09)でヴィッキー・チャオの少女時代、『未来警察 Future X-cops』(10)でアンディ・ラウの娘役を演じるなど、数々の大作に出演、天才子役として注目を浴びる。近年は、台湾のラブストーリー『星空』(11)や、ゴリラがプロ野球選手となる異色の中韓合作コメディ『ミスター・ゴー』(13、日本公開未定)への出演など、活躍の場を海外にも広げている。
シュー・チャオ(徐嬌)

Staff

監督:パトリック・レオン(梁柏堅)

1959年生まれ、香港出身。ジョン・ウー監督の愛弟子として知られ、『狼 男たちの挽歌・最終章』(90)など多くの作品にアシスタントディレクター・共同脚本として携わっている。監督デビュー作は、ジョン・ウー製作の『野獣の瞳』(95)。その後も、ジョニー・トー製作『攝氏32度』(96、未)やラウ・チンワンとルイス・クー主演の異色コメディ『恋するブラジャー大作戦(仮)』(01)、ジャッキー・チェンとドニー・イェンの共演作『花都大戦 ツインズ・エフェクトⅡ』(04)など、寡作ながら話題性の大きな作品を監督している。日・中・タイ合作のオムニバス映画『BLACK NIGHT ブラック ナイト』(06)ではホラーも手がけ、ジャンルを問わず手腕を発揮する職人監督である。ジョン・ウー監督の『レッドクリフ』シリーズでは、第二班および、作品の要である水上場面の監督を任され、久々の師弟コンビが復活。本作でも、師匠譲りのスケール感あふれるアクション演出と映像を披露している。

脚本:チェン・ハン(陳汗)

1958年生まれ、香港出身。1980年に香港中文大学を卒業し、イギリスへ渡り映画を学ぶ。ジェイコブ・チャン監督の『黄昏のかなたに』(89)で香港電影金像奨・最優秀脚本賞受賞。サイモン・ヤム主演『告別有情天』(95、未)では監督デビューも果たした。その後、映画・TVドラマの脚本家として活躍、古典文学への深い造詣から『レッドクリフ』シリーズのメイン脚本家の一人に抜擢され注目される。他の代表作にチョウ・ユンファ主演『孔子の教え』(11)がある。

武術指導:コリー・ユン(元奎)

1951年生まれ、香港出身。10歳で京劇俳優の養成機関・中国戯劇学院に入学。ジャッキー・チェン、サモ・ハン・キンポー、ユンピョウらとともに「七小福」の一人として舞台で活躍した。20歳でスタントマン・武術指導として映画界入りし、『ドラゴン怒りの鉄拳』(71)などに出演。真田広之主演『龍の忍者』(82)で監督デビューを果たし、現在も香港アクション映画の最前線で活躍している。ジェット・リー主演作『ロミオ・マスト・ダイ』(00)のアクション監督を機にハリウッドにも進出、『トランスポーター』(02)ではルイ・レテリエとともに監督を務め、世界的にもヒットメーカーとして知られるようになった。アクション監督としては、ジェイソン・ステイサム主演『Heat(原題)』(14)、ジェット・リー主演『不二神探(原題)』(13)が待機中。

舞台美術・衣裳:ワダ・エミ

1959年生まれ、京都府出身。京都市立美術大学(現・京都市立芸術大学)在学中、演出家の和田勉と結婚。夫が演出する舞台の衣裳を手がけたのがきっかけで、映画・舞台の美術・衣装も手がけるようになる。黒沢明監督『乱』(85)で日本人女性初のアカデミー賞(衣裳デザイン賞)を受賞した。以降も日本・海外問わず多くの作品に携わり、香港映画としてはチャン・イーモウ監督『HERO』(03)、『レイン・オブ・アサシン』(10)などを担当している。

Trailer & Theater Information