好きか嫌いか、その間はないのさ

俺たちシーナ&ロケッツは、これまでずっとローリング・ストーンズを、ウィルコ・ジョンソンを、ラモーンズを、そしてジョニー・サンダースをお手本にやってきた。そしてこれからも変わらない。ジョニーはいつでも最高だ!
鮎川誠
(Sheena & the Rokkets)
ジョニー・サンダースはロックン・ロールという音楽と概念の中に、自分自身のすべてのライフスタイルを投影し、それを生き抜こうとした最後のリアル・ロックン・ローラーだった。ジョニーの歌と演奏の中にはロックン・ロールの持つ楽しさといい加減さ、誠実さとうぬぼれ、愛と絶望、それらすべてのものがリアルな輝きを放ちながら存在していた。
鳥井賀句
(音楽評論家/プロデューサー)
キース・リチャーズ直系のくせにキースよりも先にこの世からオサラバしたジョニー・サンダース。知らない人には誰これ?ってかんじなんだろうけど、 知ってるおれみたいな人間にはたまらないドキュメンタリーです。それは彼の死後何年たとうが変わらないんです。
そして、ジョニーを知っててよかったと思うんです。
花田裕之
(R&R GYPSIES)
1985年2月、原宿「クロコダイル」でジョニーのシークレット・セッションを観た。
YOSHIKOちゃんが教えてくれたのだ。
セッションの後でハグをしたジョニーは細くて、頼りなくて、バラバラにぶっこわれてしまいそうだった。
OK!、ジョニー!ぶっ飛ばしていこうぜ、ロックンロール!
真島昌利
(ザ・クロマニヨンズ)
ジョニー・サンダースが好きだと言う人に出逢うと「あぁ、この人も『あの』カッコ良さを知ってるんだな」と思います。言葉では説明できない『あの』。私たちの価値観を変えてしまった『あの』の正体。きっとこの映画にも詰まっていることでしょう。もう一度『あのカッコ良さ』に映像で出逢える瞬間が楽しみです!
中山加奈子
(VooDoo Hawaiians/ex. Princess Princess)
Johnny Thunders! ある若いパンクバンドのギタリストが黄色いレスポールJr.を持っていた。やっぱりジョニサン好きなの?と聞いたら知らないと云う。 オマエなあ!とは言わなかったけどJr持つならレスリー・ウエストもクリス・スペディングもいるけど、勿論キース・リチャーズもいるけどジョニー・サンダースだろって話ですよ。TVカラーなら尚更だよ。 アイツはあれから聴いたかなジョニー・サンダースを。
澄田 健
(VooDoo Hawaiians/Moto-Psycho R&R Service)
初めてロックンロールというものに出会ったのが当時先輩の先輩にもらったジョニーサンダースのライブ盤のカセットテープでした。衝撃でした。なんだこの蝉みたいな音はって思いました。
あの時にきっと俺の人生は決まってしまった。
チバ ユウスケ
(The Birthday)
なんでそこまでかっこよく感じるのかわからない、でもかっこよすぎる。
ジョニーの事を思うと心がたまらなくなる、それもよくわからないんだ。
セイジ
(ギターウルフ)
Johnny Thunders。そもそもこの名前からカッコイイ。 あの声も、あのぶっこんでくるぶっといギターも、そんであの超名曲の数々、歩き方も喋り方も髪型も、 ファッション、ルックスの全ても、何から何 まで全てが、そんでやっぱあのど〜しょ〜もねえな〜、ってとこまで全部、全てが本当にカッコイイ。本当にJohnny Thundersが好きなのよ。
トオル
(ギターウルフ)
俺の一生忘れられない思い出の一つ。それは、この映画のプロモーション・ディレクターである鳥井賀句氏のコーディネートで、ZIGGYの2ndアルバム「HOT LIPS」のレコーディングに、1曲だけだけど、ジョニーに参加してもらった事。実際に会ったジョニーはドラッグの影響?で、自分でチューニングも出来ない程、ヘロヘロだった。それでも、ヘッドホンをスッ飛ばしながらノリノリでギターを弾くジョニーは最高!に、ロックンロールだった。存在そのものがロックンロール。ジョニー・サンダースは間違いなく、そういう男の1人だ。
松尾宗仁
(ZIGGY / 松尾宗仁& BLACK LIMOUSINE)
ギター、ソングライティング、ルックス、生き様 etc...どこを取っても最高にカッコイイ!ジョニー・サンダースみたいな偉大なロッカーは、もう二度とこの世に現れない気がする。
JOE ALCOHOL
(ex. THE HONGKONG KNIFE/THE WONDERFUL WORLD)
初めてDollsのLPを買った時、奴らのビートは幾ら鞭をいれても、前に進まない騒々しい馬のように思えた。でもそれは俺の街新宿に妙に合う音で、未だに毒がある。ニューヨークと新宿はどっかでリンクしているぜ。
ブギーボーイ・イクト
(ミュージシャン)
聞こえてくるウワサ話は、デタラメで、やりすぎで、イキ過ぎちゃってるのに、その佇まいは、いつだってシンプルで、クールだったよな〜。お洒落なファッションに身を包み、ホットでいかしたロックンロールと、切ない、優しい歌を唄ってた。どうやら、今でも沢山のヤツらがジョニーを追いかけ、捜してるようだな。骨になってもロックンロールってヤツさ、たいしたもんだぜ! もちろん、ズーッと、変わらず、愛し続けてるよ、ジョニー・サンダースを、オレは。
延原達治
(THE PRIVATES)
どんなにヘロヘロでグダグダなライブでもカッコイイのはジョニー・サンダースだけ!最低で最高のロックンローラー!初来日公演の新宿ツバキハウスで初めて本物のジャンキーを見た。ジョニーのぶっといギター音が今でも忘れられないな!
CHARLIE 森田
(ex. THE PHANTOM GIFT/Ye CRACK)
30年前の1985年。ジョニー・サンダース初来日!新宿ツバキハウス、読売ホールと原宿のクロコダイルのセッションを見に行った!P-90搭載の、ギブソンTVギターをアンプに直結!その後見た、チャック・ベリーと同じぐらい、デかい歪んだ音なのに気持ちよい音!!身の程知らずの自分はそれからギターを購入、次の年バンドのデモテープをジョニーに渡した。そのバンドを、いまだにやってます。笑
Yoshiko Fujiyama
(THE 5.6.7.8'S)
“JOHNNY THUNDERS”という呪文を心のなかで唱えない日は一日だってない。だってそれはロックンロールの代名詞なのだから。
EDDIE LEGEND
(ex. MAD3 /EDDIE LEGEND A GO-GO)