NYマンハッタンのナイトクラブ。ここがパンクロックの生まれた場所 ナイトクラビング:マクシズ・カンザス・シティ 4月29日新宿K's cinemaで公開決定
メインビジュアル

INTRODUCTION

ニューヨーク・パンクを生んだ2つの伝説的クラブ。それが、マクシズ・カンザス・シティとCBGB。
CBGBよりも古い歴史を持つマクシズの全軌跡を描いた、初ドキュメンタリー作品。

世界の音楽やファッションなど、あらゆる芸術と文化に強烈なインパクトを与え、またヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ニューヨーク・ドールズの拠点であり、NYパンク・ロックシーンを生み出したことでも知られる伝説的ナイトクラブ、マクシズ・カンザス・シティ(1965-1981)。本作はこのクラブの歴史を綴った初のドキュメンタリー作品である。かのCBGBより8年ほど歴史は古く、芸術家、作家、俳優、ミュージシャンなど文化人の社交場でもあったこの店は、アンディ・ウォーホルと彼の取り巻きたちが集い、デヴィッド・ボウイとイギー・ポップ、ルー・リードが同じテーブルを囲み、ジョン・レノンやミック・ジャガーらも度々訪れ、ピストルズ解散後のシドもステージに立った場所。このナイトクラブの成り立ちから終焉までの全軌跡を、本作で初公開となる映像やエピソードの数々を交えながら、当時を肌で経験したスターたちが振り返る歴史的にも稀少な映像作品である。
監督は音楽ドキュメンタリーの名手、ダニー・ガルシア。

SID:THE FINAL CURTAIN

センセーショナルなムーブメントを起こしたセックス・ピストルズのベーシスト、シド・ヴィシャス。危険なパンクアイコンとして、また恋人ナンシー・スパンゲンとの破滅的な恋愛模様でも知られる彼は、21歳でその壮絶な生涯を終えた。彼の生涯ラスト・ライブは1978年9月30日、マクシズ・カンザス・シティでのステージだった。その時のライブシーンを収めた貴重な映像を中心に、関係者らのインタビューを交えてシド・ヴィシャスの生きざまに迫った短編作品『シド:ザ・ファイナル・カーテン』は、『ナイトクラビング:マクシズ・カンザス・シティ』と併せてダニー・ガルシア監督の手により制作されたもの。本作の『ナイトクラビング』併映が急きょ決定!

TRAILER

出演

シド・ヴィシャス、ナンシー・スパンゲン
ボブ・グルーエン、ウェイン・カウンティ、ステファン“ローデント”コノリー、ネオン・レオン、リー・ブラック・チルダース、ジミー・ゼロ、ハーレイ・フラナガン、フィル・カイヴァーノ、ミッキー・リー、シンシア・ロス、ピーター・クローリー、ハリー・ジョーンズ and more

2022年/スペイン/英語/22分/カラー・モノクロ/16:9

監督:ダニー・ガルシア『Looking for Johnny ジョニー・サンダースの軌跡』『Sad Vacation ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー』
製作総指揮:チップ・ベイカー、赤羽貞明
製作:マイク・シュナップ、ニック・レイノルズ、シザー・メンデス、ミック・ナイスリー、ダニー・ガルシア
原題:Sid: The Final Curtain
© Chip Baker Films

※新宿K’s cinemaでは5/6(土)からの上映となります。その他の劇場に関しましては各劇場の上映スケジュールをご確認ください。
※鑑賞料金は『ナイトクラビング』同様1,800円(当日)となります。全国共通鑑賞券(1,500円)もご利用頂けます。

DIRECTOR

Danny Garcia

Danny Garcia

スペイン・バルセロナ生まれ。

90年代のスペイン音楽を取り扱う雑誌のライターとして活動をはじめ、その後米雑誌「High Times」など、数々の雑誌の記事を手掛ける。その後映像制作にも携わり、2000年にはバルセロナのローカルTV局BTVでドキュメンタリー・シリーズのプロデューサー兼監督として活躍。

2012年、ザ・クラッシュのバンドの誕生から崩壊までを追ったドキュメンタリー『ザ・ライズ・アンド・フォール・オブ・ザ・クラッシュ』で映画監督デビュー。センセーショナルな作品として本作は世界各国で話題を集めた。2014年にはニューヨーク・ドールズの伝説的ギタリスト、ジョニー・サンダースの生涯を追ったドキュメンタリー『Looking for Johnny ジョニー・サンダースの軌跡』を発表。本作は米ビルボード・音楽DVDチャート10位内ランクイン、スウェーデンと日本では堂々のセールス1位を獲得する。2016年には各国の映画祭で賞賛されたシドとナンシーのドキュメンタリー『Sad Vacation ザ・ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー』が各国で公開された。

この三作品はCBGB映画祭(NY)、カナディアン音楽ウィーク(トロント)、CIMM(シカゴ)、サウンド・アンシーン(ミネアポリス)、ドント・ノック・ザ・ロック(LA)、Doc N’ Roll(ロンドン)、トランスミッション映画祭(マドリード)、L’Etrange(パリ)、GrauZone(アムステルダム)、リール映画祭(トロント)、ポートベロー国際映画祭(ロンドン)など数々の映画祭で公式上映されている。『ザ・ライズ・アンド・フォール・オブ・ザ・クラッシュ』はコニーアイランド映画祭(NY)で、『Sad Vacation ザ・ラストデイズ・オブ・シド&ナンシー』はドック・オブ・ザ・ベイ(サンセバスティアン)で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。

2019年には『スティーヴ・ベイター ロックにすべてを捧げた男 その短すぎる生涯』『Rolling Stone ブライアン・ジョーンズの生と死』(日本未公開)と、新作音楽ドキュメンタリーを二作品続けて発表。
『ナイトクラビング:マクシズ・カンザス・シティ』はコロナ禍中に完成した作品で、CBGBより早く開業しNYパンク・ロックシーンの生誕地である伝説のナイトクラブの歴史を描いた彼の最新作である。

Elephant at sunset

CAST

アリス・クーパー
ジェーン・カウンティ(ウェイン・カウンティ)
ビリー・アイドル
シルヴェイン・シルヴェイン

New York Dolls

ルビー・リン・レイナー

Ruby & The Rednecks

エリオット・マーフィー
アラン・ヴェガ

Suiside

スティーヴ・スティーヴンス
ペニー・アーケード
ジミー・ゼロ

The Dead Boys

レニー・ケイ

Patti Smith Group

ハーレイ・フラナガン

Cro-Mags / Stimulators

ニック・マーデン

Stimulators

デニース・マルセデス

Stimulators

フランク・インファンテ

Blondie

ジェイ・ジェイ・フレンチ

Twisted Sister

フィル・カイヴァーノ

Monster Magnet / Shrapnel

ソニー・ヴィンセント

Testors

ブライアン・セッツァー

Stray Cats

シンシア・ロス

The “B” Girls

ジェシー・マリン

D Generation / Heart Attack

ドクター・ノウ

Bad Brains

H.R.

Bad Brains

ミッキー・リー

Mutated Music / The Rattlers

ジョン・ホルムストロム

Punk Magagine

ボブ・グルーエン
マーティ・ソウ
ピーター・クローリー
ジミ・ラルミア
and more

THEATER

地域 劇場 公開日程
東京 新宿K's cinema 4/29(土)〜
栃木 小山シネマロブレ 7/28(金)~8/10(木)
栃木 宇都宮ヒカリ座 8/18(金)~8/31(木)
愛知 名古屋シネマテーク 5/20(土)~
大阪 第七藝術劇場 5/13(土)~5/20(土)
京都 出町座 6/9(金)〜6/22(木)
福岡 kino cinéma天神 5/12(金)~5/18(木)